メタボリックシンドローム予防の為にメタボリック健診を受けましょう。
2008年4月から厚生労働省が定めたメタボリックシンドロームの健康診断が義務化されます。欧米食国に比べて日本人は、元来低カロリー高タンパクの非常にバランスのとれた食事文化を持っていたのですが、肉や脂質中心の食の欧米化で日本人にも、危機が迫っていると国も認めているわけですね。
近年、国民のメタボリックシンドロームへの関心が高まり、生活習慣病とほとんど同意語みたいな扱われ方もしていますが、厳密に言えば、生活習慣病と内臓脂肪型肥満が合併した症状をメタボリックシンドロームといいます。
現代人の生活環境の激変で、高カロリーな食生活(食の欧米化)及び不規則な食事摂取、野菜の摂取不足、生活自体の不規則化、運動不足など、メタボリックシンドロームの病状はこれら様々な要因が重なることによって引き起こされる代謝の異常のことを言います。 またメタボリックシンドロームは肥満とも同意味に扱われますが、肥満はメタボリックシンドロームの氷山の一角であり、見た目が肥満でなくても、高血圧、高血糖、高コレステロールも、メタボリックシンドロームの病状であるといえます。
メタボリックシンドロームは恐ろしい病気と同じです。健康を維持し長生きするためにも、メタボリックシンドロームの予防のための対策は早めに行うべきです。
メタボリック健診はご存知ですよね。略して「メタボ健診」とか「メタボ診断」とか言われますが、いわゆるメタボリックシンドロームの健康診断のことですね。
メタボリック健診とは、2008年4月から実施される特定健康診査および特定保険指導の事です。 主にメタボリックシンドロームや生活習慣病といった、あまり積極的に治療しようとしない病気に対して検診を行い、改善する為の指導を行うというものです。
メタボリック健診は、国民健康保険を運営する市区町村、企業の健康保険組合などといったところで採用が義務付けられており、40歳〜74歳の健康保険加入者は必ず受ける必要があります。
検査項目は腹囲、血圧、血糖値、コレステロール値で、これらそれぞれに設けられた基準値を上回った場合に指導が与えられます。つまり、メタボリック健診とはこれまでの健康診断をさらに一歩踏み込んだ形の健康診断であるということがいえます。
ここ十数年の日本は、食事の欧米化や運動不足の若者が目に見えて増えて来ており、肥満体質、あるいは隠れ肥満の人が急激に増えてきました。肥満は健康とは対極にある状態であり、そういう意味では病気であるともいえます。そしてこれが生活習慣病の元になると言われています。
それを軽度の状態で発見し、予防または治療するために、このようなメタボリック健診を義務化するという事ですね。
しかし、体型は個性であり、人それぞれなのだから、それに国が口を出すのはおかしいという人も少なくないようです。実際、それはその通りだと思います。生活習慣病対策とはいえ、個人の体型に関して国が管理するような状況は、まるで国民をロボットかなにかのように扱っているんじゃないかという意見もあり、それも一理あるかと思います。
しかし、誰かから注意されなければ、いつまで経っても体質改善を行えない人が多いのも事実なんです。ある意味憎まれ役を国が買って出たようなものですね。メタボリック健診とは、様々な人達にとって健康とは何か、体型とは何か、管理とは何かを問いかけるものなのかもしれません。
2008年4月からメタボリック健診が実施されますが、実際どういった健康診断なのか具体的内容についてはあまり知られていません。会社や地域でセミナーなどの説明会を開いて内容の説明を行っている所もあるようですが、徹底とは程遠い状況です。そこで、ここではメタボリック健診の内容についてご説明したいと思います。
メタボリック健診で検査するのは、腹囲、血圧、血糖値、コレステロール値の4項目です。腹囲はお腹のサイズを測り、脂肪の量を大まかに把握するために検査します。血圧は生活習慣病である高血圧の診断を行うために測定します。血糖値も、糖尿病などの生活習慣病を診断する上で必要な指標なので、測定します。 コレステロール値は肥満や動脈硬化などの病気を診断するため、そして食生活の乱れを判断する材料として検査を行います。
これらの項目で問題があると判断された場合、医師や保健士、または管理栄養士といった専門家と面接を行い、改善方法を一緒になって検討するという流れになります。
これまでの健康診断は、結果が出ても「病院に行ってください」という申告書を送付するのみで、強い勧告などはせず、個人に判断を委ねていましたが、このメタボリック健診ではそこから更に一歩踏み込んだ健康診断を実施するという事になります。
メタボリック健診は、即命に関わるような病気を診断するものではありません。それ故に、実際に数値を突き付けられても「まあ良いか」で済ませてしまう恐れがあります。それをできる限り回避する為の処置と言えるでしょう。
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